「NTT R&Dフォーラム2019」を見学(2019年11月14日・15日)

2019年11月14日(木)・15日(金)に東京のNTT武蔵野研究開発センタにて開催された「NTT R&Dフォーラム2019」に参加してきました。フォーラムでは「IOWN(アイオン)※」構想の下で、NTT研究所が日々取り組まれてきた最新の研究成果が講演や展示を通じて数多く紹介されていました。
※IOWN (Innovative Optical and Wireless Network)とは、スマートな世界を実現する、最先端の光関連技術および情報処理技術を活用した未来のコミュニケーション基盤(資料「IOWN構想」から抜粋)。

今回の参加目的は、採用活動を通じて学生さんにIT業界を説明するために、最近の動向や最新技術を知ること!肌で感じること!! いざ会場に入ると、実際にカラダを使って最新技術を体感するブースもたくさんあり、来場者も国際色豊かで、とても華やかなイベントでした。今回のフォーラムでは、次の7つの展示テーマが掲げられていました。

◆IOWN for Smart World

◆ネットワーク

◆AI

◆データ活用・管理

◆メディア・デバイス/ロボティクス

◆セキュリティ

◆基礎研究

気になるブースばかりでしたが、その中でも災害時も光エネルギーなどの活用で通信を確保する技術、AIを利用して救急車の現場到着・病院搬送時間を短縮する技術など、災害時や緊急時の危機管理を意識された研究成果が個人的にはとても印象的でした。

また、同じ敷地内にあるNTT技術史料館も特別公開されており、『タイムスリップツアー』も体験しました。1800年代から1900年代にかけての電信機や交換機、初期の電話機やコンピュータ、海底ケーブルなどが館内に所狭しと並べられており、当時の写真を見ながらガイダンスに耳を傾け、NTTグループが培った電気通信技術の歴史を辿ることが出来ました。

会場にはNTT関係者の方々がたくさん来場されており、かつて職場でお世話になったNTT関係のお客様とバッタリ再会という嬉しい出来事もありました!圧倒されつつも、数多くの最新技術に触れることができ、充実した時間を過ごせました。